中川区社会福祉協議会では、大規模な災害が起こったとき、被災者の救援や自立支援のため全国各地から駆けつけるボランティアを円滑に受け入れ、被災者のニーズにあわせて効率的かつ効果的なボランティア活動を展開するため、災害ボランティアセンターの設置・運営に協力します。 災害ボランティアセンターの役割 @被災者ニーズの収集に関すること A災害ボランティアの受付及び保険に関すること B災害ボランティアのグループ編成及び派遣先の選定に関すること C災害ボランティア活動の記録に関すること D市災害対策本部、市センター、ボランティア団体等との連絡調整に関すること Eその他、区センターの運営にあたり必要と認められる事項 設置予定場所 @中川区役所講堂 A中川区富田支所倉庫 ※災害の状況にあわせて変更されることもあります。
「平成20年8月末豪雨」災害ボランティア活動報告 <中川区での被害> ○床上浸水:約 380件 ○床下浸水:約2360件 <中川区での活動> ○活動期間:8/30(土)〜9/23(火) ○活動件数:56件 ○ボランティア活動者数:延べ103人
平成20年8月末に起きた集中豪雨災害では、岡崎市とともに名古屋市でも多くの被害を受けました。中川区においても、市内で最大の家屋床上・床下浸水の被害が出たことにより名古屋市災害ボランティアセンターの活動拠点の1つとして、災害ボランティアやNPOの方々と協力して、被害が多かった地域を重点的に被災者の支援を行いました。 今回の大雨が「ゲリラ豪雨」と呼ばれるように、災害はいつ来るか分かりません。また今回、災害ボランティア活動を実施しましたが、災害があってからすぐに活動に入れるわけではありません。災害直後に1番頼りになるのは近隣の方々です。自分自身が災害に備えて準備しておくとともに、いざという時に隣近所で助け合える体制(ネットワーク)をつくっておくことができるとよいですね。